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【コラム】

目的と手段

 目的と手段の倒錯は、目的と手段が入れ替わってしまう現象だ。写真を撮る機材を揃えるうちに、機材を集める行為そのものが目的性を持ち始めてしまうこと。

労働は人生の手段? それとも目的?

 「生き甲斐の伴う仕事を選びたい!」という願いはもっともなことで、労働が与える「生き甲斐」を、いったん人生の「目的」としてしまえば、「労働」は生活そのものになる。

 さらに、成果主義が導入され、「働かざる者は食うべからず」どころか、「成果をあげることのできない者は食うべからず」といったところまで追い込まれ、「生きるために働いている」のか「働くために生きている」のか、その区別つかなくなる。
 「勝ち組」に残ろうとする意識が、「労働している」ということより「他者との競争」が前提であるかのように、生き方に影響を与えている。

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